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崩壊したチームにある壁

コミュ壁とたたかう本部
コミュ壁とたたかう本部

Silent Voiceの活動スローガンとなっている「コミュニケーションの壁とたたかう」ということ。ここでは、身近な誰かが体験した「コミュニケーションの壁」、通称『コミュ壁』を皆で見つめてみることで、『コミュ壁』の乗り越え方や乗り越えた時の成長を考えてみます。

お互いの正義をぶつけ合うしかできない


とある精密機器メーカーでは、チームの目標を決める時に衝突が起きました。

山田(仮名)

もっと夢のある言葉じゃないと響かないよ!

数値化しないと達成したかどうか分からないだろ!

鈴木(仮名)

互いの正義をぶつけ合うことしかできず、自浄作用が働かない状態に陥りチームが崩壊しかけていました。

壁の正体


チームの目標設定をする際に、理想主義の山田さん(仮名)は「愛と笑顔が溢れる職場に」、逆に現実主義の佐藤さん(仮名)は「営業利益600万円!」という意見を主張しました。一方は抽象的過ぎであり、もう一方は具体的だがワクワクしない内容のため、両者譲らずミーティングは毎回平行線をたどるばかり。何回目かのミーティングでは、互いの部署の問題点を指摘するなど本題とはかけ離れた議論となってしまいました。問題の本質は、異なる意見を受け入れる承認の文化がなかったことでした。

それぞれの正義をどうまとめるか?


このように互いの正義が対立した時は、どうすればいいでしょうか?本件では利害関係のない社外のパートナーが適切な第三者としてファシリテーターとなり、コミュニケーションの調整をすることで解決を図りました。「正義の対立」系の解決で重要なことは、いずれの主張も「正しい」ということです。厳密に言えば、両者ともに一定の根拠や自信をもっている、自分なりのロジックを持っているわけです。このような場合、当事者間では自己解決に至るのが難しく、適切な第三者の介入が重要になります。自己解決を望み放置するのではなく、いち早く社外または利害関係の薄い部署の人物にコミュニケーションの仲介を依頼しましょう。

「異なる意見」から「2つの良いアイデア」へ


本件ではSilent Voiceがファシリテーターとして第三者としての介入を行い、約3ヶ月かけて両者が合意できる目標設定ができました。具体的には「測定可能なワクワクする」目標設定という第三の尺度を作り込むために、ホワイトボードやポストイット互いの価値観をとことん見える化しました。適切なファシリテーションを挟むことで、お互いに敵意がないことや実は双方がチームのことを大切に考えていたことがわかり、ただの「異なる意見」が明確に「2つの良いアイデア」へと変わっていったのです。

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どこにでもあるコミュニケーションの壁、通称『コミュ壁』。私たちSilent Voiceでは聞こえる・聞こえないの違いに向き合う中で、たくさんの『コミュ壁』に出会ってきました。ひとつひとつ乗り越える度に思うのは、聞こえる・聞こえないなんて関係ない。人と人の間に『コミュ壁』はいつだって生まれ、解決されているということ。前向きに積極的に『コミュ壁とたたかう』中で、見つけたエピソードをシェアしていきます。

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