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社会起業家コンペの審査員をやって感じた重要すぎること。

尾中 友哉
尾中 友哉

社会起業家の登竜門と言われるedgeのビジネスプランコンペ
二次選考会である合宿に参加してきました。

edgeの紹介(正式なedgeの歴史の記載がなく、伝聞+僕の記憶です)

阪神淡路大震災の以降、日本でもNPOの法人格化の法整備が進められ
以降、震災のボランティアで注目されたNPOが熱を持ったまま関西に多数存在した。
関西から継続的に社会的活動を生み育てていくために、
当時のNPO黎明期のプレイヤーを中心にedgeを結成。

ビジネスプランのブラッシュアップやメンタリングを通じて
今や日本を代表する若手社会起業家を複数輩出。

と、こんな感じでしょうか。
現場の雰囲気を知っているので、ちょっとカッコ良すぎかもしれない。

僕は、参加形式を変えて3度目の参加です。
2年前は、プレイヤーとして。昨年は、ボランティアとして。
今年は、実行委員(であることを忘れていた)として参加。

今年僕は、メンターというプレイヤーのプランを見る役割と審査員も務めています。
edgeはその役割の方が20名越?くらい居てかなり層が厚いです。
僕みたいな立ち上げたばかりの人もいれば、1000人以上の「商い」を見届けてきて方
現役のコンサルタント、中間支援組織代表者など、そしてもちろん大活躍中のNPO代表者まで。

ビビるほど関西弁飛び交うメンター(審査員)陣

自分としては、自分のプランを見てもらうことはあっても
「自分ごときが人のプランに何かを言うなんてどの立場から言うねん?!」みたいな感じがありましたが
行ってみてやってみて、大切なことが分かった気がしました。

自分のやることはケチつけたり評価したりすることじゃなくて

「相手のまだ言葉になっていない課題意識や原体験を聞くことなんだ」

それこそがedgeの本質だと思いました。

それを「軸」にして社会に必要な事業やビジネス手段の話になっていく。

そして、そうやってやっていれば胸が熱くなるほど
プレイヤー個人の生きる姿勢が伝わってきました。

単にお金儲けをしたい場合には遠回りに感じる議論かもしれないけれど、
課題解決をする上で、これから問題提起をしていく立場のプレイヤーには
必ず必要な議論がedgeでは繰り広げられています。

3度目にして、edgeという場の深みを知ることになりました。
考えた人や、運営してきた人すごいなぁ!!!

今回の重要すぎる発見

僕もかつて1回目の参加はプレイヤーとしての参加でした。
一緒に創業することになる桜井夏輝と共に合宿にも行きました。

当時の合宿のようす。深夜3時くらいまで提出する書類つくってました。なぜ彼がこの場所で作業してるのかは分かりません。

今売っているコミュニケーション研修商品「DENSHIN」をもっと強くしたかった。
edgeの人々に応援してほしい。そんな思いで当時は参加してました。

そして「コンペ」なので、どこかに「絶対に負けない」という自信を固く持っていました。
その結果、合宿の次の選考機会であるセミファイナルで落選。

悔しすぎて、セミファイナル後の懇親会でビールめっちゃ飲んでも、うまく笑えなかったです。
もうずっと「?????」で、その後は審査員のせいにして頑張るしかありませんでした。

でも、「自分の知らない大切なことが抜け落ちていたのではないか?」という心配は払拭できませんでした。
それを思うのは、やっぱりedgeの皆さんが成功している(僕の成功の定義に近い)からです。

そして、2回目の参加、3回目と繋がり、
今度は自分がプレイヤーに話す立場になって、色々腑に落ちてきました。

まず落選したプレイヤー時代、僕がメンターの方に言われていた言葉は

「否定」でも「疑い」でもなくて
自分がもっと言葉にして考えるべきこと、そのために行動するべきことを
教えてくれていたということです。

落選したときの自分は、頑固で、相手に言い返すようなことをしていました。
相手の言葉の意図も考えずに、自分の聞きたいことだけ聞いてました。
結果、プランも行動もコンペ期間で、ほとんど進化しなかった。

今だから分かるのは、そのときはまだ自分の言葉に自信がなかった。
自分の中で肯定感が低いから、必死に守ろうと抵抗していた…
社会課題の解決どころか、自分を守ることに必死でした。

今になって、色々行動して分かりました。
結果に結実するのは、自社や商品に向けられた相手の意見に応えることです。

でも、相手の意見に左右されてたら、自分のやりたいことができないというのも事実。
だから、相手の意見を聞くためにも、しっかりとした「軸」が必要。

だからedgeでは、
「相手のまだ言葉になっていない課題意識や原体験を聞く」

そこがつかめれば、共有できれば
あとは、一緒に解決をしていく仲間でしかない。ということです。

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この記事を書いた人
尾中 友哉
尾中 友哉
株式会社およびNPO法人「Silent Voice」代表。1989年、滋賀県出身。聴覚障害者の両親を持つ耳の聞こえる子どもとして、手話を第一言語に育つ。大学卒業後、東京の大手広告代理店に勤務。「自分にしかできない仕事とは?」について考える。2014年から聴覚障害者の聞こえないからこそ身についた伝える力を活かした企業向け研修プログラム「DENSHIN」や、ろう・難聴児向けの総合学習塾「デフアカデミー」を展開し、聴覚障害者の強みを生かす社会の実現に向けて活動している。2018年、青年版国民栄誉賞といわれる人間力大賞(主催:日本青年会議所)にてグランプリ・内閣総理大臣奨励賞および日本商工会議所会頭奨励賞を受賞。
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