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2/24初の密着ドキュメンタリー番組が放送されます

尾中 友哉
尾中 友哉
尾中 友哉

Silent Voiceの尾中です!この度、朝日放送さんがSilent Voice尾中友哉の密着ドキュメンタリー番組を作ってくれました!僕もこの2月19日現在まだ番組を観ていないので内容については分からないのですが、半年間以上に渡り、情熱的に制作活動をされていました。ぜひ、多くの人に観て頂きたく、ご紹介のため記事を書きます!

番組情報

<タイトル>「木苺を見つけるまで」(日本語字幕付き)
<制作>朝日放送
<日時>2月24日(月) 午前9:55-11:12 チャンネル6(関西ローカル)
<放送エリア>
大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県

取材中やそれに至るまでの話

北海道での取材同行にて。尾中父母から手話を教わる朝日放送の山中ディレクター

取材の打診が来たのは4月ころ、すぐに上の写真右下の山中ディレクターに会うことになりました。なんと山中さんは大学院生時代にバングラディシュの聴覚障害者について研究されていたとのこと。その際に、農村地域で孤立する聴覚障害者に出会い、人とのつながりの中に生きる人間にとって、幸せに生きるために本当に必要なものは何かについて考えを深められている方でした。
私(尾中)にとって、なじみの深い「聴覚障害者」というキーワードで、バングラディシュの様々なエピソードを聞かせて頂き、私も山中さんを取材したくなった!というのが第一印象でした。

この「聴覚障害」というテーマは、取材に限らず、とくに「ろう者」にとって深く切り込む場合には「手話」が欠かせません。NHKでは「わたしが見た“ろう者の戦争”」というテーマで4年前に放送があり、その番組制作のディレクターは難聴者でした。当事者目線が盛り込まれていることも番組作りの特徴となっていたことかと思います。

山中ディレクターは手話はされるのかな?と、今回の取材の深浅の程度を私もそれで測ろうとした感が当初ありました。結果的には、山中さんはとっても柔軟に「伝わる」方法を考えられる方で、手話の単語数こそ心細くされていましたが、「伝わる」「許す・許される」といった部分は独自のセンスをお持ちの方でした。そして取材中にも写真にあるように色んな人に教えてもらいながら、メキメキと手話の語彙数を増やしていかれました。

うちのスタッフと話していたのですが「新しい手話を見た瞬間にマネして自分の会話で使う人って言語獲得のセンスあるよねぇ」みたいな話になり、まさにそんな人でした。

番組には、私の仕事であるデフアカデミーの運営の中の聴覚障害のある子どもたち、コンサルティング先の企業の皆さまやその一員である聴覚障害のある社員さん、研修や講演先でお世話になった方々、会社の仲間、そして家族。たくさんの方が写っていると思います。←まだ観てないので。

私の願いである、コミュニケーションの壁の先にある人の成長や、新しい関係性、喜び、キラキラしたそれらのイメージが皆さんにも伝わると良いなと思っています。また映像を見ながら、自分の仕事がそういったことにちゃんと繋がっているのか、振り返ることができればいいなと思っています。

いずれにせよ、今回の取材を通じて自分を見つめる機会を頂きました。多くの方の、「自分もそういうこと思ってたんだよ!」という賛同の意や応援を身に感じました。放送によって、それが広がることを楽しみに、多くの方に番組を楽しんで頂ければと思います!関西のみの放送ではありますが、ぜひ、放送を前に、多くの方にお知らせ頂ければ幸いです。

山中ディレクターからのメッセージ

山中ディレクター

大学院で聴覚障害者に関する研究をしていたこともあり、初めて作るドキュメンタリーは聴覚障害に関わるテーマで描きたいと決めていました。尾中さんを初めて知った時、全く同じ考えを持つ“同志だ!”と思い、生意気にも「私たちは、同じ理想の社会の実現を目指して、尾中さんは起業という手法で、私はドキュメンタリー制作という手法で取り組む、やり方が違うだけの同志です!」みたいな言い方で、取材交渉をしたのを覚えています(笑)最初の頃は、尾中さんを通して自分の考えを描こうなんてズルイ考えも持っていましたが、尾中さんの取り組みを追っていると、ハッとさせられることが多く、幾度となく自分の価値観が壊れたり、考えが変わったり、深く悩んだりして…。結果として、私が尾中さんとその周りの人々を見つめて感じたことを、そのまま素直に番組にするかたちとなりました。ナレーションで語られている場面も多々ありますが、本音を言うと、そんな言葉など気にせずに、映像を見た人がそれぞれに何かを感じ取って自由に想いを巡らせてもらえたらいいなと思っています。是非ご覧いただけますと幸いです。

 

あなたがもし、耳が聞こえなかったらーー。 音声情報が欠落した日常生活に 不便さを感じるだけでしょうか。 聴覚障害のある人にとって最も本質的な問題は 聞こえないことにより生じる、 人とのコミュニケーション障害にあります。耳の聞こえない両親のもとに生まれ、 耳の聞こえる子として育った尾中友哉さん(30歳)は 聴覚障害者が活躍できる社会を目指して、 ある事業を始めました。 尾中さんの取り組みを追って出会った、 働く聴覚障害者と彼らを取り巻く人々との葛藤の日々。突きつけられる障害者雇用の現実に、 高すぎるコミュニケーションの壁ーー。 それでも、その壁に向き合い続ける彼らを通して、 見えてきたものとは…。

Yahoo!テレビ「木苺を見つけるまで」番組情報

◇出演者
尾中友哉(サイレントボイス代表)
<語り>永田和宏(京都産業大学教授・歌人・細胞生物学者)

◇監督・演出
ディレクター 山中奈奈美(朝日放送テレビ)
編集 中森洋彰(アイネックス)
プロデューサー 藤田貴久(朝日放送テレビ)

◇制作
朝日放送テレビ株式会社

番組情報

<タイトル>「木苺を見つけるまで」(日本語字幕付き)
<制作>朝日放送
<日時>2月24日(月) 午前9:55-11:12 チャンネル6(関西ローカル)
<放送エリア>
大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県

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この記事を書いた人
尾中 友哉
尾中 友哉
株式会社およびNPO法人「Silent Voice」代表。1989年、滋賀県出身。聴覚障害者の両親を持つ耳の聞こえる子どもとして、手話を第一言語に育つ。大学卒業後、東京の大手広告代理店に勤務。「自分にしかできない仕事とは?」について考える。2014年から聴覚障害者の聞こえないからこそ身についた伝える力を活かした企業向け研修プログラム「DENSHIN」や、聴覚障害・難聴のある就学児向けの総合学習塾「デフアカデミー」を展開し、聴覚障害者の強みを生かす社会の実現に向けて活動している。2018年、青年版国民栄誉賞といわれる人間力大賞(主催:日本青年会議所)にてグランプリ・内閣総理大臣奨励賞および日本商工会議所会頭奨励賞を受賞。
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