私たちが日々仕事する理由は「社会をより良く変える」ために他なりません。そんな、私たちが生み出したい「ソーシャルインパクト」を以下にまとめました。
この国で、聴覚障害のある人は36万人いると言われていますが、その半分以上は65歳以上の高齢者であり、働く年齢(18〜64歳)のDEAFは10万人ほどと言われています。そして、DEAFの収入に関しては、約4割が月収9万円未満、約3割が月収10万円台だと言われています。
※2011年 立命館大学 生存学研究センター 「聴覚障害者の進学と就労」による
確かに「特別なニーズ」がある。
その受け皿はまだ少ない。
本人にも周りにも「古い偏見」がある。
それだけが可能性を阻んでいる。
DEAFの活躍の場を増やす
年間所得がこの金額を超えると、障害基礎年金の受給がストップし(※)、自身の収入のみ生計を立てていくことになります。つまり、462万円という数字は、DEAFの経済的自立を示す数字なのです。
※20歳前傷病による障害基礎年金にかかる所得制限の一人世帯の場合
そして300億円※の
国家支出の削減&最適化
*障害基礎年金一級の人の年間受給額は975,125円。例えば日本で3万人のDEAFがやりがいを持って働き、経済的に自立したと仮定すると国全体では975,125円×3万人、つまり約300億円の支出削減につながります。
私たちはいつも、「共通点を探す」ことを
大切にしています。例えば言語や思想が違っても、
たったひとつ「共通」のものが見つかるだけで
急に親密に感じられたりする。
「聞こえる・聞こえない」というひとつのテーマから、全ての人間に「共通」のテーマが見つかったりする。
それほどの「違いを超え、現状を変える力」が
「共通点」にはあるからです。
異なる2つのものが重なり合うところから、
社会を変えていくエネルギーが生まれる。
私たちの新しいロゴには、そんなメッセージを込められています。